バーコード無しの切手を使えるのは今日まで!

4月のブログでチャールズ国王の切手販売開始と同時に値上げしたこと、そしてバーコード無しの女王様の切手を使えるのは7月末までということを書きました。

そして今日がその7月31日。今朝のBBCにも今日が最後の日だと注意喚起する記事が載っていました。

明日以降にバーコード無しの普通切手を貼って送った場合、受け取る人は£1.10を払わないと受け取れないそうです。なお£1.10は4月の時点で180円でしたが、円安のため今日換算したら201円になっていました。日本は定型郵便の料金は25g以内でしたら84円。それに比べるとイギリスの料金はかなり高いです。

記念切手や特殊切手はそのまま使えるので、一安心。せっかくの記念切手を普通切手に交換したくないので、記念切手もダメとなったら反乱が起きそうです。

明日以降にバーコード無しの切手が貼られた手紙を受け取った人(受け取る予定の人)には、手紙の代わりに「Fee to Pay」(支払い手数料)と書かれたカードが配達され、支払いを済ませないと手紙を配達してくれなくなります。日本と同じ?

では、古い切手はどうしたらいいのかというと、郵便サービスを行っているロイヤルメールのウエッブサイトにアクセスし、オンライン上の申請用紙をダウンロードして必要事項を記入し、古い切手と一緒に封筒に入れて、宛先に【SWAP OUT】と書いて担当部署に送ることになります。宛先には「他に何も書かなくていいよ」とBBCの記事に載っていました。さすが郵便局。そして待っていれば、バーコード付きの切手が配達される仕組みです。インターネットを使えない人は郵便局まで足を運び、そこで申請用紙を受け取り、同じく 【SWAP OUT】と書いて投函することになります。やはり4月にも書きましたが郵便局に持って行ってもその場では交換してくれません。

さて、なぜバーコードが導入されたかというと、セキュリティ強化(何の?)と近代化のため、だそうです。

近代化というのはいったい何かというと、近い将来スマホにアプリをインストールして、そのアプリから切手に付いているバーコードをスキャンすると、動画が観られたり、誕生日のお祝いのメッセージを贈り合うことができるようになるとか。「バーコードがあれば、一枚の紙の切手からデジタルの世界に繋がることができる」のだそうです。

デジタルの世界へ繋がる為の多大な開発費よりも切手代を下げて欲しいと思ってしまいました。

Photo by Brett Jordan on Unsplash

作成日:7月31日

参考記事URL:https://www.bbc.co.uk/news/business-66335213https://www.royalmail.com/sending/barcoded-stamps?iid=HP_M2_3_BARCODEDSTAMPS

アイキャッチ画像:Photo by Ben Wicks on Unsplash

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