明日から冬時間のイギリス

通常10月の最後の週末に夏時間から冬時間になりますが、正確には日曜日の午前2時に時刻が1時間戻ります。

スマホやコンピューターの時刻表示をアナログにしていると、午前2時になった瞬間に時計の針が1時間戻るので見ていると面白いのですが、いつも睡魔に負けて見損ねてしまいます。

スマホやコンピューターは勝手に冬時間になってくれるのですが、家中の時計や家電に付いている時刻表示は手動で直さないといつまでも夏時間のままです。そこで我が家では土曜日の夜に家中を点検して時刻合わせをするのが習慣となっています。

夏から冬時間になる時は1時間余計に眠れるのでなんだか得をした気分になります。

そんな中、今朝のBBCには「ビッグベンが5年ぶりに時刻を冬時間にする準備中」との記事がありました。長らく修理中だったビッグベン、日曜日の明け方2時に国会議事堂まで行ったら時計の針が1時間戻るのが見られるのかと思ったら残念ながら違いました。今日(29日)の22時に4つの時計の照明を落とし、深夜に時計を停止し、1時間後に起動、午前2時に照明を点ける、という段取りになります。なぜ照明を落とすのかというと、人々を混乱させないためだとか。

そして国会議事堂内にある2,000個の時計を冬時間に戻すため、時計担当のチームは夜通し作業をするそうです。

さて明日から冬時間になり、日暮れがさらに早まるイギリスですが、ここしばらくは「インデアン サマー」と呼ばれる気温の高い日が続いています。少し運動すると汗ばむくらいで通常よりも3度ぐらい高めです。土曜日の今日はロンドンでも20度を超えるそうです。このインデアン サマーがずっと続いてくれると暖房不要で光熱費の節約になり嬉しいのですが、来週の後半には通常のお天気に戻ってしまうようです。

作成日:10月29日

参考先URL:https://www.bbc.co.uk/news/uk-63404284

アイキャッチ画像:Photo by Nomadic Julien on Unsplash

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