規制緩和、延期確定

予告していた通り、規制緩和(Freedom Day)の延期が確定してしまいました。公式な首相からの発表は本日(14日)の午後6時からで、6月21日(月)から7月19日(月)に延期になりました。

https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-57466097

これにより、ほとんどの規制が7月19日まで継続延長。劇場は開演したとしても半数に制限。家の中に呼べるのは合計6名、あるいは2家族のみ。結婚式も今まで通り30名まで(もしかしたら若干緩和されるかもしれないそうです)。ホテル、ケータリング、レジャー産業、パブ、バー、ナイトクラブ、レストラン、などのホスピタリティ業界は今回の延期により確実に経営困難に陥ると政府に警告しているようです。

Palace Theatre’s The Show Must Go On (6月初旬) – https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-57466097/page/2 から

ナイトクラブは15ヶ月以上営業停止でしたが、6月21日の規制緩和に向けて準備を始めていて、休職中の従業員も呼び戻していたところ。またチケットも販売済みだとか。

またこちらは先週のニュース記事からですが、英国航空でも一旦休職中だった客室乗務員が職場復帰をしたのも束の間、また休職扱いになってしまったそうです。

経済は大きな打撃を受けてしまいますが、ここで延期しないと感染者は確実に増えてしまうとのこと。4週間の延期でワクチン接種が進み、拡大を防げる見込みだそうです。

 1日の平均感染者数と感染見込み:https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-57466097/page/2 から。(再掲)

尚、新規感染者の9割がデルタ(インド変異株)で、従来のCovid-19と違い、症状が頭痛、喉の痛み、鼻水、など風邪の症状によく似ているので、感染しても分からずに外出をしてしまう人が多いようです。そこで政府は、風邪の症状が見られた場合は家にいるよう呼びかけています。

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