ワクチン効果は?

UKではワクチン接種が進んでいるにもかかわらず、感染者、特にインド変異株(デルタ)、が増えています。では、ワクチンの効果はないって言うこと?接種しても無駄?と思われるかもしれませんが、エジンバラ大学のLinda Bauld公衆衛生学教授によると、効果は確実にあるそうです。ワクチン接種前の今年1月と接種がかなり進んだ今を比較してみると、感染者の感染者の13−15%が入院が必要だった1月に比べ、現在は4−5%に減っているそうです。参考記事:https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-57536890

またファイザーかアストラゼネカを一回接種した場合、感染、および重症化する確率は約75%減るとのこと。さらに12歳から34歳の感染者は増加していますが、35歳以上では増えていないことが、この表からわかります。

Office for National Statistics (ons.gov.uk)より

UKでは20代前半のワクチン接種が始まっていますが、接種後すぐに抗体ができて感染しなくなるわけではなく、数週間かかると言われています。そのためにまだしばらくは感染者が増加してしまいますが、若い世代の方の接種が進めば増加が防げるはず。7月19日に延期された規制緩和も今度こそ⁉︎

作成日:6月19日

参考記事:https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-57536890

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