パーティー疑惑、今回は50件の罰金

今日新たに50件の罰金を通告するレターを発行したとのニュースがありました。レターと言ってもメールで送信され、前回受け取った人の中には「迷惑メール」に仕分けされてしまい、なかなか気づかなかったケースがあったそうです。

1回目(20件)、2回目(30件、首相と首相夫人も)、今回50件以上、つまり100件を超えてしまいました。

今回の50件はいずれもクリスマスパーティーの件であると推測され、そのパーティーに首相は出席していなかったので、レターは受け取らなかったとのことです。ただまだこれで終わりではなく、全部で12件のイベントを調査しているので、今後も2通目、3通目を受け取る可能性はまだ残っています。この12のイベントのうち3つには参加していることがわかっているそうです。

BBCの編集者クリス メイソン氏は、何百万もの人々が首相官邸や官庁街で考案されたルールを守るために大きな犠牲を払っている間、そのルールはまさにその首相官邸や官庁街で数ヶ月にわたって無視され、破られ続けていたことを記事に書いていました。

通常、このような罰金のニュースが公になった場合、労働党の党首であるキア スターマー氏がすぐにかなり厳しい言葉でジョンソン首相を批判していましたが、今回彼からのコメントは何も載っていませんでした。というのは、5月9日のブログ(パーティーゲートにビアゲート)に書きましたが、スターマー氏自身も出張先で15名から30名のスタッフ達とカレーのテイクアウトを食べビールを飲んでいる画像を公開され、警察の取り調べ中だからです。

スターマー氏は「パーティーでは無い」と主張していますが、どんな名目であれ、その時期は「室内では家族以外と会ってはならない」という法律があったので、「仕事中だったんだからいいでしょう」にはならないと思います。夜中まで仕事をした場合でも2mの間隔を開けていればこれほどの大騒ぎにはならないので、やはり彼らも「他人に厳しく自分に甘い」とジョンソン首相を批判してきた言葉をそのまま受け止めて欲しいです。

スターマー氏は「もしも自分が罰金の対象になった時は辞職する」と宣言していますが、今まで何度も首相に対して「罰金を受け取ったのなら辞職しろ」と言い続けていたので、それ以外に選択肢はないのでしょう。

他の反対派政党の代表者達は、やはり今日の追加で50件以上罰金が発生した事に関しては厳しく批判しています。労働党のタンガム デボネア氏は「(首相官邸のある)ダウニング街と(国会議事堂などがある官庁街)ホワイトホールはイギリスで最も罰金の多い場所だ」と述べていました。

この最も罰金の多い場所がさらに密度を増すのも時間の問題?

官庁街:Photo by Annie Spratt on Unsplash

作成日:5月12日

参考記事URL:https://www.bbc.co.uk/news/uk-politics-61422144

アイキャッチ画像:Photo by Jamie Street on Unsplash

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