首相官邸で新たなパーティー発覚

3日前には約100名が招待された2020年5月20日のサマーパーティーに参加したのかどうなのかと責められて、25分間だけ参加したのを認めたジョンソン首相。その後各方面から「退陣しろ!」と言われ続けています。ちなみに首相は参加したことは認めましたが、「あくまでも仕事の延長であってパーティーとの認識は持っていなかった」と語っていました。首相官邸では仕事中にアルコールを飲み、スナックを食べるのがノーマルなのでしょうか?

そして今朝新たなパーティーが首相官邸で行われていたことが発覚されました。しかも2件、それもフィリップ殿下のお葬式の前日の夜。つまり国民が喪に服している真っ最中だったと言う。

その翌日に行われたフィリップ殿下のお葬式ではルールに従って30名しか出席しなかったそうです。みんなと集まるのが大好きで、多くの人に慕われていた彼のお葬式が大聖堂でもたったの30名。エリザベス女王が1人離れたところに座っていた画像を見た時は胸が痛くなりました。

それなのに前日に行われた首相官邸での飲み会も約30名!

このパーティーは2件ともスタッフの送別会で、そのうちの1件は「地下」にある部屋で行われていたそうです。つまり、室内では同居人以外は会っては行けない、ビジネス上やむを得ない場合は窓を開けるなどして換気をすること、ソーシャルディスタンスを取ること、短時間にすること、などのルールをことごとく破ったことになります。

さらに、最後はこの2つのグループが首相官邸の庭で合流して明け方まで飲んで踊って過ごしたということも報じられていました。またパーティーの始まる前にスタッフの1人がスーツケースを引いて首相官邸を出ていき、お酒をたくさん詰めて戻ってきたこともしっかり暴露されていました。

このパーティーには首相自身は参加していなかったそうですが、やはりトップとしての責任が問われています。

今朝のBBCでは、今までわかったパーティーの日にちと内容がリストアップされていましたが、10件もありました。今日発覚した2件を加えると12件です。他にもまだ隠している可能性も有り?

誰もがひたすら我慢していた長い間、規則を作った人たちがこれだけ規則を破っていたとは。

もちろん首相は今まで国のためにいろいろ尽くしてきたことは無視できませんが、この「パーティー好きな首相官邸の人達」という一種の文化を作ってしまったトップの責任は大きく、この騒ぎはしばらく収まりそうになさそうです。

作成日:1月14日

参考先URL:https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-59983239

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