クリスマスの予定変更、リファンドは?

昨日エリザベス女王は恒例行事である身内が集まるクリスマスランチを感染予防のためにキャンセルすることを公表しました。

この集まりには通常クィーンの子供たち(と言ってもかなりの高齢)、孫、曾孫、そして従兄弟とその家族も招待されるのでかなりの数。残念ながら去年に続き2回目のキャンセルになりました。

巷でもクリスマスパーティー、レストランの予約、劇場の予約をキャンセルする人たちが相次いでいます。

今朝のBBCには「コンサートのキャンセルをした場合どうなるか」について書いてありました。

有名なラッパー(Little Simz)のコンサートに行くのを楽しみにしていた29歳の男性は、去年のクリスマスにコロナに罹り大変な思いをしたそうです。今年は大丈夫だと思ってチケットを購入したのですが、やはり空気感染する可能性が高いオミクロン株が広まっている今、立ち席で人が大勢集まるラッパーのコンサートは危険だと判断し行くのを辞めたのですが、チケットのリファンドができずに困っている一人です。

Photo by Chase Fade on Unsplash

イギリスでは合法的にチケットを売り買いするサイトがあり、行かなくなったチケットを売りに出すと、買い手が見つかった場合は額面通りの金額が手に入るという仕組み(Twicketsと言うサイト)。ところがここ数週間は、買い手が付かないためリファンド不可能な状態だとか。Twicketsの関係者によると、Little Simzは大人気なラッパーなので、数週間前までは売りに出されると即刻買い手がついていたそうですが、今は400枚が買い手を探している状況だとか。

ただ消費者の権利の専門家であるアダム フレンチ氏によると、「気をつけなくてはいけないのは、もしもイベント主催者側がチケットの転売を見つけた時、そのチケットを無効にすることができるので、買い手が入場できないこともある」そうです。「合法」なはずなのに、なんだか変ですね。

同じフレンチ氏によると、コンサートなどをキャンセルしても、コンサート自体がキャンセルにならない場合のリファンドは極めて難しいとか。

主催者の中にはもしもチケットを購入した本人が陽性になってしまってコンサートなどに行けなくなった場合は、その証明ができればリファンドをしてくれるところもあるそうです。

またチケット購入時に保険にも加入する、という手段もありますが、小さな字で書かれている条件事項をよく読むと、コロナの場合は対象外、と書かれている時もあるので注意するようにと先ほどのフレンチ氏。

キャンセルをするのは申し訳ないと思っているファンの人たちはできるだけ後日に交換というオプションを選択するのが良いでしょうとも進めていました。

残念なことに劇場でも出演者や関係者からクラスター感染が起きてイベント自体のキャンセルも相次いでいます。ウエストエンドのライオンキングもその中の一つだそうです。


レストランは大抵の場合無料でキャンセルが可能です。ただ予約時にクレジットカード番号を聞かれる場合は、しっかりと条件を理解したほうが良さそうです。

試しに有名シェフであるゴードン・ラムゼイのレストラン、”Restaurant Gordon Ramsay”のサイトを調べてみたところ、予約時にカード番号は必須。48時間以内のキャンセルの場合は一人につき£150(約23,000円)のキャンセル料が発生。彼の経営している別なレストランではランチが£50、ディナーは£100のキャンセル料というところもありました。

Restaurant Gordon Ramsayのディナー代はトリップアドバイザーによると一人当たり£70 – £185(10,500円から28,000円)だそうで、£150のキャンセル料は妥当と言うよりややお高め?

レストランは仕入れの関係でドタキャンされると貴重な食べ物が無駄になってしまうので、極力避けたいですね。かといってこの変異株故、人混みは避けたいし。

ホスピタリティ業界は今年も厳しい冬になりそうです。

作成日:12月17日

参考記事:https://www.bbc.co.uk/news/newsbeat-59685904https://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-59638954https://www.bbc.co.uk/news/uk-59683343https://www.gordonramsayrestaurants.com/terms-and-conditions/

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