秋を楽しむ6つの方法
今朝いつものようにオンラインニュースを読んでいたら、「2か月間に3人の首相、この混乱した政府はイギリスのニューノーマルになるのか」という見出しの記事を見つけました。
イギリスでは2007年から今日までの15年間に6名の首相が誕生しました(ゴードン ブラウン、デヴィッド キャメロン、テレサ メイ、ボリス ジョンソン、リズ トラス、リシ スナック)。それとは対照的にその前の28年間はたったの3名(マーガレット サッチャー、ジョン メイジャー、トニー ブレア)のみ。首相官邸のドアは「回転ドア」とさえ言われています。
その記事を読んでいくと、画面の右側にはその他の記事の紹介文が載っていました。その中に「無料で秋を楽しむ6つの方法」という記事を見つけました。なんだかそちらの方が面白そうなので、首相の記事は放り出し、秋を楽しむ方法について読んでみることにしました。
最初は気づかなかったのですが、この6つの方法は「子供と一緒に」楽しむ方法でした。
1つ目は「探検に行くこと」で、近くの小さい森(woods)や公園に行くことをお勧めしています。またその際に無料でダウンロードをして印刷ができるチェックリストを用意するといいとも。
リストはこんな感じです。見つけたらチェック印を付けるのですが、「小さな袋を子供に渡して、集めたものを持って帰ることもできる」と書いてありました。でも蜘蛛の巣はちょっと…。
赤い葉っぱを見つけるのは少し難しそうですが、ハンプトンコートの隣にあるブッシーパークで見つけました。
2つ目は「コンカー(栃の実)を集めること」。イギリスに住むようになって気づいたのですが、この時期になるといたる所にコンカーが落ちています。最初は栗かと思ったのですが、栗よりも大きく、固く、食べる人はいないようです。その代わり子供達は拾い集めて、キリなどで穴を開けて紐を通し、ぶつけ合って遊んでいます。顔に当たると痛そうです。そこまでしなくてもただ数や大きさ、艶やかさを競うだけでも楽しめます。
3つ目は「葉っぱや松ぼっくりを集めて遊ぶこと」。集めた葉に絵の具を塗って版画風な作品もできるし、松ぼっくりにラードや種、レーズン、チーズなどを塗って紐を通して庭の木に吊り下げればバードフィーダーの出来上がり。
実は私もロックダウン中の秋に落ち葉をたくさん拾って乾燥させ、(もうすっかりおじさんになった息子と一緒に)黒いダイニングテーブルに並べて上から透明のビニールクロスをかけて季節を楽しみました。
4つ目は「巣窟作り」。森では木の枝を拾ってきて作り、家の中では椅子やテーブルと大きなシーツで作ると書いてありました。子供の頃雷が鳴ると怖がっていた私たちに、母がテーブルに大きなシーツをかけて俄かテントを作り、おやつを運んでくれたのを思い出しました。
5つ目は「夕日を見て、その後は星を眺めること」。注意事項として、日暮れはあっという間にやってくるのであらかじめ日暮の時間を天気予報なので調べて、眺めのいいところに余裕を持って移動することとありました。そして防寒対策をきっちりとして、星を眺める時間へ。星空観察の秘訣も載っていました。
6つ目は絵本を一緒に読むこと。無料でインストールできる絵本アプリも紹介されていました。
巣窟作りや絵本を読むのは小さな子供と一緒ではないとできませんが、落ち葉を乾燥させて額に飾ったり、日の入り、星空観察などはこの時期誰でも楽しめそうです。
作成日:10月26日
参考記事URL:6 free things to do in autumn、https://www.bbc.co.uk/news/uk-63383616
アイキャッチ画像:Photo by Chris Lawton on Unsplash
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