スト早見表まで作ったイギリス

前回のブログでもイギリスはストだらけだということを書きましたが、12月も半ばを過ぎ、相変わらず各地でストが行われています。

BBCのオンラインニュースでも毎日ストに関する記事が載っていますが、毎回似たような雰囲気で日付だけが違う画像が最初に表示され、記事を読み進んでいくと早見表があり、どの業種がいつまでストをするのかが一目でわかるようになっています。

ちなみに今日の記事の最初の画像はこんな感じでした。

https://www.bbc.com/news/uk-63978047

そして早見表はこんな感じです。こちらは25日分。14日に掲載されていました。電車や乗務員、救急車隊員、看護師、入国管理局員、運転免許の試験官、郵便局員などです。ただ今日のニュースによると空港のバゲッジハンドラー(荷物係)のストは中止になったそうなので、クリスマス前に旅行する人たちはホッとしていることでしょう。

https://www.bbc.com/news/uk-63957154

そしてこちらが今日掲載されていたリスト。4週間分です。

https://www.bbc.com/news/uk-63978047

週単位の時もあります。こちらは12月13日に掲載されたリストです。

https://www.bbc.com/news/uk-63942006

なぜこんなにストライキばかりしているかというと、やはり賃上げ問題。インフレ率が2桁になってしまったのにお給料はその半分しか上がらず実質下がってしまった業種がほとんどです。

生活が苦しくて大変なのは理解できますが、ストばかりされて困るのは同じく生活に困っている一般の人たち。ケンブリッジに住んでいる知人も月曜日にウエンブリー アリーナで行われるコンサートに行く予定にしていましたが、ストで電車の数が極端に少ないし、おまけに雪も降ってきたことから断念したそうです。彼らの場合は楽しみにしていたコンサートに行けなくなり、チケットも無駄になり、それは残念なことですが、まだマシな方。クリスマスカードも郵便局員のストのためにポストから溢れそうになっていて、投函できずに別なポストを探し歩いた人もいるのではないかと思いますが、それもまだマシな方。それよりも救急隊員やNHSの看護師たちがスト中に急病にかかってしまったり、事故に遭ってしまった人たちはどうなるのでしょうか。管理者側できちんとBCP(事業継続計画)が確立されているとは思いますが、一刻も早く打開策を見つけ出し、ストが終わることを願っています。

作成日:12月16日

参考先URL:https://www.bbc.com/news/uk-63942006https://www.bbc.com/news/uk-63957154https://www.bbc.com/news/uk-63978047

アイキャッチ画像:Photo by Dele Oke on Unsplash

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