ホリデーはイギリス国内、それとも海外?

イギリスではほとんどの人が、夏の間に最低でも1週間位ホリデーを取ります。そんな時よく利用されるのがホテルではなく、自炊可能な宿泊施設でアメリカ発祥の Airbnb などが有名です。

今年はコロナの影響もあって、多くの人たちが国内旅行を選択しました。あるリサーチ会社によると国内を選んだ人は2千万人だそうです。また海外に出ずに国内で過ごすタイプのホリデーをスティ(滞在)とバケーション(休暇)を組み合わせてStaycationと呼んだりしています。パンデミック時に新しく生まれた言葉ではないそうですが、最近よく聞くようになりました。 

その国内旅行ですが場所によっては2019年に比べて9割近く値上がりしたところもあるそうです。国内と海外の似たような場所の値段を比較した例も載っていました。

ロンドンからも比較的行きやすいBrighton(ブライトン)の海辺で1週間を過ごした場合の平均が2人分で£1,131(約17万円)、ちなみに砂浜ではなく石ころです。フランスのNice(ニース)で過ごした場合は飛行機代も含めて£1,085(約16万円)。値段はあまり変わりませんが、飛行機代も含めてこの料金、この砂浜ならニースの方が良いような?

湖水地方のLake Windermere(ウインダーミア湖)で過ごした場合は、£2,424(約36万5千円)、一方北イタリアのLake Garda(ガルダ湖)の場合は、飛行機代も含めて£802(約12万円。と言うことは 3分の1?)。

湖水地方 (photo-ac.com)

またジャージー島のSt Helier (セント・ヘリア) は2019年(パンデミック前)に7.6割増、イングランド南岸の化石で有名なLyme Regis(ライムレジス、石ころ海岸。)も7.4割増。

ある宿泊施設の担当者は、パンデミックの為とにかく消毒や清掃にとても時間とコストがかかっていて値上げはやむ終えなかったと。それにしても3倍…。同じ担当者曰く、ウエッブ上の広告サイトから予約した場合は手数料を上乗せさせられるとも。

ただパンデミック前もイギリス国内旅行は海外に行くよりも高かったので、すべてがコロナのせいではないようですが、パンデミックでさらに値上がりしたとWhich?(比較サイト)の編集者Boland氏は語っていました。

またたとえ安全とされるグリーンの国に行っても数回のPCR検査が必要なところがほとんどなので、その手間を考えると、やはり国内で移動した方が手間もかからず安全ではないかと思ってしまいます。

長いホリデーを取るのが当たり前、ホリデー無しなんて考えられない人が多いイギリス。また有給休暇は病気になった時のために余らせておく、などという発想は全く無く、しっかり取り切る人がほとんどです。病気になった場合は、もちろんシック リーブ(有給病欠)を取ります。

気分転換に旅行に行くことで仕事の効率も上がるのであれば、やはり旅行は大事。早く感染などのリスクを考えずに思いっきり羽を伸ばすことができるといいですね。

作成日:8月25日 参考記事:https://www.bbc.co.uk/news/business-58320668

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