メキシコ、新たにレッドリスト入り

イギリスは帰国先の国を信号の色と同じにグリーン、アンバー(イエロー)、レッドに分けていて、グリーンは帰国後隔離無し、アンバーだと10日間の自主隔離、レッドだと政府指定のホテル(有料)での10日間の隔離が義務付けられています。詳細は過去のブログ記事をご覧ください(UKの水際措置)。今週の水曜日にはそのリストが改訂され、アンバーだったメキシコがレッドになってしまいました。

他にも以下の変更がありました。

  • アンバーからレッド:メキシコ、ジョージア、レユニオン島とマヨット島(いずれもマダガスカル島の近く)
  • レッドからアンバー:インド、バーレーン、カタール、UAE(アラブ首長国連邦)
  • アンバーからグリーン:オーストリア、ドイツ、スロベニア、スロバキア、ラトビア、ルーマニア、ノルウェー

またアンバープラスと言う、アンバーなのにワクチンを2回接種していても10日間の自主隔離が必要だったフランスはアンバーになりました。

水曜日の突然のアナウンスにも関わらず、このルールが適用されるのは日曜日の午前4時から。これによりメキシコで夏休みを過ごしていた旅行者たちは急遽ホリデーを諦めて土曜日までに帰国するか、帰国後10日間の政府指定のホテルで隔離をするかの選択が迫られています。

本来なら、8月16日からはアンバーの国の一つであるメキシコからの帰国者はワクチンを2回接種していれば10日間の自主隔離すら免除される予定でした。

さらに悪いことには、政府指定のホテル代が8月12日には現在の大人1人£1,750(約27万円)から£2,285(約35万円)に値上げすることも決まりました。

この知らせをメキシコ行きの飛行機の中で聞いた乗客の1人は、到着後すぐに帰りの便の手配をすることにしましたが、なかなか電話が通じず数時間後にやっと翌日のマイアミ経由のフライトが確保できたそうです。結局彼と奥さんの2人はこの一泊だけの為に120万円使ったことになったとのことでした。彼らの乗っていた飛行機はほとんどの席が埋まっていて家族連れも多くいたそうです。

また実家に里帰りしていた親娘は急いで帰る代わりにメキシコがまたアンバーに戻るまでしばらく滞在することにしたそうです。

3週間滞在する予定だった別なカップルは1週間予定を早めて帰国することにしましたが、「まだ自分たちは2週間ホリデーを楽しめてよかった。着いたばかりの人たちはかわいそうだ」とコメントしていました。

政府は今後、このリストの改訂を3週間毎に改訂するとアナウンスしました。去年の夏は1週間毎の改訂、最近はアドホックでした。

今回の改訂により、アンバーからグリーンになった国へはホリデーの予約が殺到しているようです。

このリストですが、その国から帰国した時の一方通行のルールであって、両方向ではありません。例えグリーンでも、行った先で隔離が不要かどうかは事前によく確認すること、との注意書きがありました。

ホリデーを予約する際にはメキシコのような事態を想定して、突然レッドになった場合に補償をしてくれる旅行会社を選ぶことが大切です。また以前読んだのですが、旅先でコロナに罹ってしまい滞在が長引いた時のホテル代を補償をしてくれる旅行会社は多いのですが、同室の友達が罹ってしまい(濃厚接触者なので)同じく隔離が必要になっても本人が陰性の場合は補償が出ない場合もあるので、そこまでも確認が必要なようです。

それにしても何故今回のメキシコのようにアンバーからアンバープラスにならず、いきなりレッドになってしまうのか、具体的な説明はどこにも見つかりませんでした。

信号の色にドキドキしながらホリデーを計画しないで済むようになるにはまだ時間がかかりそうです。

作成日:8月6日 参考記事:https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-58112093

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