ガス代・電気代値上げと節約対策

ちょうど1週間前にガスの卸売価格の高騰でガス会社が次々と倒産したことをブログに書きましたが、一昨日はまた3社の倒産が発表されました。そのうちの1社は我が家の契約先で、前回倒産した6社のうちの1社は長男の契約先、まさに身近で起こっています。いずれも卸売価格が約4倍高騰したのにも関わらず、消費者に請求する額にはCAPと呼ばれる上限額があり、商売が成り立たなくなったためです。

ガス会社が倒産したからと言っていきなりガスの供給が止まることはありませんが、せっかく格安会社に変更して節約できていたのがまた元通りの高いガス会社へ。おまけに上限も10月1日付けで引き上げられたので、ますます厳しくなります。今回の上限引き上げにより、平均的な使い方をしている一般家庭では1年間のガス・電気代が2万円上がり19万円になるとのことでした。

CAPで守られているとは言え、今回の見直しでその上限が上がっています。またこの規制機関であるOfgemによる上限の見直しは年に2回あり、次回の2月の設定時にはさらに上がるのは避けられないそうです。

10月1日からの上限設定は8月に既に決定していて、卸売価格の急騰の直前だったそうです。これが直後だったら今回からもっと値上がりしていたことになります。ギリギリセーフ…。逆にそのために格安のガス供給会社は潰れてしまったと言うことになります。

普段からガスや電気を使わなければ、もちろん料金をセーブすることはできますが、今までは無駄遣いしなければCAPには届かず、その分が毎月貯金と同じように貯まっていました。ところが今は値上がりしたため、上限に届く家庭は増えることでしょう。それに夏と違ってこれから寒くて暗い秋冬になるので、ガスや電気は必須。おまけになぜかイギリスの家は他のヨーロッパの家に比べると隙間風が多いそうで、余計にエネルギーが必要だそうです。初めて知りました。

National Energy ActionのScorer氏によると、「イギリスはヨーロッパの中でも効率の悪い住宅が多く、隙間のある屋根や床、天井によって熱が逃げていくため他国に比べて毎年何十億ポンドも無駄にしている。そこで今回も大きな打撃を受けている」とか。いくら高いお金を払って窓を二重窓にしたところで、他も隙間だらけだったのですね。

先週のブログにもガス代がどれだけ値上がりしたかを表すリストを掲載しましたが、さらに上がっていました。

先週はこちら(9月20日に更新と記載がありました)。

今週はこちら(9月30日更新とあります)。まさにうなぎのぼり。

さて、値上がりした分を取り戻すにはエネルギーの節約をするのが大事。そこで何をすればどれだけ節約できるか、というガイドも載っていました。

ヒーターは温度設定で設定した温度以下になると電源がオンになるのが一般的ですが、その設定を1度下げると年に約8,200円、家中の電球をLEDに変えると4,500円、テレビなどの家電製品の主電源を落とすと5,200円、家中の隙間を塞ぐと3,800円、洗濯機、あるいは食洗機の使用を週に一回減らすと1,200円節約できるそうです。合計すると22,900円。値上がりした分は節約することによって取り戻せるという計算ですね。

ただ食洗機を使った方が手で洗うよりずっと節水ができると聞いたことがあります。この際節水は忘れろ、と言うことでしょうか。

ガソリン騒動もまだ収まっていないイギリスですが、どちらも大切な燃料。無駄なく使っていきたいです。

Photo by Lopez Robin on Unsplash

作成日:10月1日 参考記事:https://www.bbc.co.uk/news/business-58746953

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