ハロウィンの仮装をしたペット達は幸せか？

10月31日の今日はハロウィン。ハロウィンとなるとドラキュラや骸骨、魔女などの「ホラー系」やカボチャ、ネコなどの「可愛い系」などあらゆる仮装で盛り上がりますが、そんな中、BBCには「ハロウィン：ペットの飼い主はペットの仮装をしないように」と言う忠告の記事がありました。

中には飼い主がいろいろ洋服を着せたり小物を付けることに対し、全くストレスを感じないペットもいますが、実はとてもストレスになっている、あるいは息苦しさを感じて、恐怖さえ感じているペットもいるそうです。

特に犬のパグやフレンチブルドッグは、そのぺっちゃんこの鼻や顔の為に、すでに呼吸に問題を抱えている場合があり、洋服を着せることで重大な問題になる恐れもあるとか。

ペットに感想を聞いてみることができないのですが、表情を見れば楽しんでいるのかストレスを感じているのかはわかるので、じっと観察してみる必要がありそうです。

ある専門家は「健康なペットはすでに美しいコートを羽織っていて、それは見た目もよく体温を完璧に保ってくれているのでコスチュームを着せる必要はない」と述べていました。

ハロウィンをペットと楽しむためのヒントも載っていました。

犬にカボチャの入ったビスケットを焼いて与える
猫は箱が大好きなので、段ボール箱に絵の具やサインペンでコウモリやカボチャ、魔女などを描いて与える
ペットショップでハロウィンをテーマにしたおもちゃを買ってやる
ペットに新しい芸を教え、ご褒美におやつをやる

ハロウィンが終わると12月にはクリスマス、自分のペットにサンタの格好をさせようとしている方は要注意⁉︎

また別な記事ではハロウィンで使ったカボチャを外に捨てないで、という記事も見つけました。

イベントで使ったカボチャは野生動物や鳥たちが喜んで食べるだろうとそのまま野原にポイ捨てする人が多くいます。実際に鳥たちは喜んで食べますが、ハリネズミが食べた場合はお腹を壊し、脱水症状になってしまうそうです。この時期は冬眠に向かってなんでも食べるので、特に要注意とありました。その代わり家に持ち帰って木に吊るして鳥の餌用にするか、庭に埋めて肥料にする、または動物の餌用に、動物園や農家に寄付してくださいと書いてありました。

人間が喜ぶから動物も喜んでいるだろう、と思ってもそう簡単にはいかないようです。