短い夏
今日のお昼過ぎ、ロンドンの国会議事堂前では旅行業界の代表者達が集まって、グリーンカントリーを増やすように政府に懇願していたそうです。(6月5日のブログ記事に記載しましたが、UKでは国を信号機の色と同じ、グリーン、アンバー(黄色)、レッドに分けていて、グリーンの国から帰国した場合は隔離なし、アンバーからは10日間の自主隔離、レッドは政府指定のホテルで10日間の隔離が義務付けられます。詳しくは UKの水際措置をお読みください。)
集まった中の一人は旅行会社を経営する女性。この15ヶ月、収益ゼロの日が続いているそうです。“政府はワクチン接種の先進国であることを大声で自慢しているにも関わらず、イギリスはいまだに「鎖国状態」。接種を2回受けた人たちがなぜ旅行に行けないのかが理解できない”とBBCのインタビューで答えていました。
一昨日が夏至、と言うことはこれからは徐々に日が短くなってきます。短い夏を楽しめるのは今しかない、一刻も早くみんなを空に返して欲しいと、他の参加者達も訴えていました。(参考記事:https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-57577068)
別なニュース記事によると、グリーンからアンバーになってしまったポルトガルはドイツからの旅行者で溢れているとか?
補足ですが、先ほど今日のデモの写真が掲載されていましたので、アップします。旅行会社だけではなく、現役のキャビンクルー(日本語ではCA?)、そしてパイロットも制服で参加していたそうです。
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