パンケーキ デーのイギリス
早いものでもう今日から3月。そして今日3月1日(火)はパンケーキ デーです。
毎年3月1日ではなく、イースターの40日前の「灰の水曜日」の前日の火曜日と決まっています。「の」が続いてしまいました。詳しくはウィキペディアをご参照ください。(https://ja.wikipedia.org/wiki)
元々は40日間の断食の前に卵や牛乳やお砂糖をふんだんに使ったパンケーキをいただいて、その後に備える、というのが主旨だったそうです。その後は断食なんて無縁な人たちもしっかり栄養豊富なパンケーキだけは毎年食べるようになっています。
作り方も簡単なので、ほとんどの家庭では自分達で焼いていて、パンケーキをどれだけ高く上げて上手にひっくり返せるかの競争をする家庭も多いようです。スーパーの店頭にももちろんこの時期になると大量に並んでいます。
日本では「パンケーキ=ホットケーキ」でふっくらしたイメージかと思いますが、こちらのパンケーキはクレープみたいな薄っぺらいパンケーキがほとんどです。「少し厚めになってしまったクレープ」と言った感じです。
また焼きたてのパンケーキの上にレモンの搾り汁をかけて、カスターシュガーと呼ばれる、グラニュー糖よりも粒が細かいお砂糖をかけてくるくる巻いてフォークで、あるいは手づかみで食べるのが一般的ですが、他にはヌテラ(Nutella)のような甘いチョコレートソースを塗ったり、生クリームをトッピングしたり、メープルシロップをかけたり、果物を乗せたり。以前勤めていた会社でも毎年パンケーキとトッピングが提供されていましたが、レモン汁&お砂糖派、ヌテラ派が半々でした。
尚、パンケーキ デーはシュローブ チューズデー(Shrove Tuesday、懺悔の火曜日)とも呼ばれ、この日に今まで犯してきた罪を神父様・牧師様に告白し、罪を赦してもらい、すっきりした後でパンケーキをいただくのが本来の過ごし方だそうです。
懺悔してからパンケーキを食べて欲しい政治家はたくさんいるような?
作成日:3月1日
参考先URL:https://www.bbc.co.uk/food/collections/perfect_pancakes、Pancake Day 2022: Why do we celebrate Shrove Tuesday? 、https://www.historic-uk.com/CultureUK/Pancake-Day/
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