ジョンソン首相の後継者は?

次々と出された辞職願の山に押された形で七夕の7月7日にジョンソン首相の辞任が決まりましたが、その後は次期首相は誰なのかと相変わらず騒がしいイギリスです。

後継者候補は今のところ11名。でも締切までに増えるかもしれないとのことです。各候補者は20名の党員(同僚)の支持が必要。通常は8名の支持者でOKだったのが、今回は急いでいるため20名にしたとか。そして20名集まったら今日(7月12日)の午後6時までに申請(応募?)。締め切りも最初は午後10時と報道されていましたが午後6時だそうです。何だか慌ただしい様子が。

Screenshot from: https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-politics-62115347

とにかく20名の支持を集められたら首相候補者になれますが、すぐに第一回目の振り落としが行われ、そこで30名の支持を得られなければ退場。第二回目では1番数が少なかった候補者が退場。これを何回も繰り返し、最終的に2名が選ばれます。と言うか2名残るまで続きます。まさに振り落とし作業。

ここまでは国会の長い夏休み前に「急いで」行われますが、その後は保守党全員が郵便による投票に参加し、新しい首相が決まるのは9月5日だそうです。しばらくはバタバタとし、その後は長い夏休み、投票は一応やるけれど郵便。なんだか両極端な時間の流れ方ですね。

有力候補は先週辞表を提出して財務大臣のポストを辞めたリシ スナック氏。他の候補者が「すぐに減税を約束します!」と叫んでいる中、「無理に減税してもますます苦しくなるだけだから、インフレが落ち着いたら減税します」とクールな意見を述べているのが印象的でした。また司法大臣で副首相のドミニク ラーブが繰り上げで首相になるのかと思っていたら、彼はリシ スナック氏を支持する側になったようです。さらには首相の座を争うはずのグラント シャップス運輸省もつい先ほど立候補は取り下げてスナック氏を支持することにしたとか。

と、書いていてもごちゃごちゃしてきたので、残りの候補者に関しては説明を省きます。

ちなみにジョンソン首相は「誰を支持するか?」と言う質問に対して、「不公平になるといけないから誰も支持をしない」と述べたそうです。

そのジョンソン首相は後任が決まる9月5日までは首相のままですが、労働党の党首のサー キア スターマーは「そんなの馬鹿げている」「即刻退場するべきだ」と。ここでも「クリング (くっつく、くっついて離れない- from weblio)」と言う表現が使われていました。(”this nonsense about clinging on for a few months”- from THE SCOTSMAN

Photo by Nobuko

サー キア スターマーは自分もロックダウン中に数名でビールを飲みカレーのテイクアウトを食べている写真が公開されて、パーティーゲートならぬビアゲートと揶揄されてしばらく大人しくしていました。その後警察は罰金を課さないことがはっきりしたので再び痛烈なジョンソン批判が始まったようです。

首相が誰になってもいいので、とにかくこの右肩上がりのインフレを止めて欲しいものです。

作成日:7月12日

参考先URL:https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-politics-62115347https://www.euronews.com/2022/07/12/uk-britain-politics-sunak-shappshttps://news.sky.com/story/labour-leader-keir-starmer-denies-being-boring-as-he-lays-out-labours-priority-for-next-election-12649889https://www.scotsman.com/news/politics/labour-to-table-vote-of-confidence-in-boris-johnsons-caretaker-government-in-bid-to-force-general-election-as-leadership-nominations-open-3764619

アイキャッチ画像:Photo by Shane Rounce on Unsplash

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