ハリー王子、チャールズ国王と1年半ぶりに再会
ハリー王子は今週月曜日に数々のチャリティーイベントに参加するために、イギリスにやって来ました。元々イギリスに住んでいたので里帰り?
訪英の前に王子の予定がアナウンスされていましたが、国王に会うかどうかは未定、と報じられていました。
そして到着した様子やイベントに参加している様子などが月曜と火曜にニュースで報じられていましたが、やはり国王に会うかどうかは未定と書いてありました。
それが最後の日である水曜日に国王と50分だけ面会したという記事を今朝(木曜日)のBBCで見つけました。前回会ったのは2024年の4月で国王にがんが見つかった後でした。その時は45分だったので、少しは進展したのでしょうか?今回もA cup of teaだけのようで、次回は食事に発展するのかな、と余計なことを考えていました。
また2024年4月以降もチャリティーイベントに参加するためや違法な報道や彼や家族のセキュリティーに関する裁判でイギリスには何回か来ていたのですが、一度も会うことがありませんでした。そこで今回の面会はたとえ短時間であっても家族のギクシャクした関係が改善されつつある証拠だ、と記載があったのです。ただしお兄ちゃんであるウィリアム王子には今回もまったく会わなかったそうです。兄弟喧嘩はまだ続いているけれど、父子関係は修復途中?去年の8月に叔父にあたるロバートフェローズ卿の葬儀に参列した時も、同じく参列していたウィリアム王子とは一言も言葉を交わさなかったことが報じられていました。
そもそも何故ハリー王子はアメリカに行ってしまったのかというと、奥さんのメギャンがバツイチで白人でないことから王室内でイジメがあったとか、彼らが企画して立ち上げようとしていたサセックスロイヤルブランドを王室が反対したとか色々な理由がありました。その結果、もう王室の一員としての仕事はしない、国を出る、と宣言したのでした。
彼らがアメリカに引っ越す際、お父さんのチャールズ王子(当時)はまとまったお金を渡したそうですが、金額は公表されていません。それまでは任務をこなしていたのでお父さんから95%、国から(つまり納税者から)5%が彼の年収でした。この金額も見つけられませんでした。
またハリー王子はダイアナ元妃が亡くなった際お兄ちゃんと一緒に彼女の財産の大部分を受け取っていました。そして曽おばあちゃん(エリザベス女王のお母様)からも数百万ポンド、200万ポンドだとすると4億円近く、を受け取ったと言われています。ただしエリザベス女王からいくらか相続したのかについてはわからない、とBBCの別な記事に載っていました。
渡米後ハリー王子は暴露本を出版したりネットフリックスのドキュメンタリーや、トークショーに出演し、ギャラを稼ぎつつ、そこでも王室を批判していたようで、親子関係は悪化の一方でした。それが今回たとえ50分でも会えたのはやはり大きな一歩のようです。
国王に面会する前の写真。
面会後の写真。雨が降って来てしまいました。「雨降って地固まる」というので逆の方がよかった?
ちなみに彼の奥さんであるメギャンはイギリスでは実現できなかった自分のライフスタイルブランドを立ち上げ、最近はジャムやハーブティー、クッキーなどをネット販売していて、ネットフリックスでは毎回セレブを家に招待し、お庭からハーブや野菜を収穫し、それでお料理を作ったり、お花を摘んでフラワーアレンジメントをする光景が紹介されています。でもその家は彼女の自宅ではないそうです。となるとなんだか少し「演出っぽさ」がにじんでしまいますね。
ちなみにメギャンって誰?という方のために彼女の写真も載せます。元女優さん。
今回のようにお茶だけでなく、次回は食事も共にできるかどうか——それは結局、ハリー王子とメギャンのこれからの振る舞い次第かもしれません。
作成日:2025年9月11日
参考先記事URL:https://www.bbc.co.uk/news/articles/cly0e0e7p0jo、https://www.bbc.co.uk/news/articles/cz9jpdq1k04o、https://www.bbc.co.uk/news/articles/c8x5xrw4g70o
アイキャッチ画像:Photo by Lea Fabienne on Unsplash


The article offers a fascinating glimpse into the complex dynamics within the British royal family, especially the strained relationship between Harry and William. Its interesting to see potential steps towards reconciliation, though the future remains uncertain.
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