天皇皇后両陛下、イギリス公式訪問

先週からイギリスはやっと夏らしい陽気になりましたが、今日はイギリスにしては暑い中、チャールズ国王による国賓をもてなす初日の行事が行われました。今日から三日間の予定です。

まずはやはり兵隊と馬により歓迎のパレード。天皇陛下は国王と、皇后陛下はカミラ王妃と馬車に乗りバッキンガムパレスに移動されました。天皇陛下と国王は親密な会話を交わしていた、とBBCの記事に記載がありました。もちろん通訳無し。

なお、皇后陛下は馬車で移動中の際にマスクを着けていました。風邪かなと思ったのですが、馬（の毛に）アレルギーだそうです。

通常選挙と重なった場合は、訪問自体が延期されることになっているのですが、今回は延期されることなく、実行されました。というか、元々は2020年にいらっしゃる予定がコロナで延期になってしまったのです。その代わり、通常国賓をおもてなす時に必ずある首相官邸訪問は中止になりました。

夕方は晩餐会。こちらには現首相のリシスナック氏と労働党のキアスターマー卿も出席されます。残念ながらキャサリン妃は欠席のようです。そして国王の妹、アン王女も公に発表されてはいませんが、落馬で頭を怪我したため欠席。

この席ではまず最初に国王が歓迎のスピーチをし、続いて天皇陛下がそのスピーチに応える形のスピーチをされる予定です。

明日からはフランシスクリック研究所、キューガーデン訪問などがあり、またエリザベス女王のお墓にリースを備えるため、ウインザーの聖ジョージチャペルにも行かれる予定です。

そして公式訪問の日程が全て終わった後の金曜日には、お二人が学ばれたオックスフォード大学のキャンパスにも行くそうです。

ウエストミンスター寺院を訪問。

残念ながら晩餐会のメニューやシェフの名前はどこにも見当たりませんでした。

作成日：６月２５日

アイキャッチ画像：Photo by Roberto Catarinicchia on Unsplash

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