100歳を超えても馬に乗っているイギリス人女性

イギリスのコッツウォルズ地方に住むエリザベス ブレトンさんは去年100歳のお誕生日を迎えました。そのお祝いにパーティーが開かれましたが、チャールズ国王からもバースデーカードが届きました。

イギリスでは100歳を迎えた人には王様直々にカードが送られます。その伝統は1912年にジョージ5世国王が始めたもので、エリザエス女王もその伝統を引き継ぎ、今はチャールズ国王が引き継いでいます。100歳の誕生日だけではなく、105歳の誕生日とそれ以降は毎年。そして60回、65回、70回目の結婚記念日を迎えたご夫婦にもお祝いのカードを送る習慣があるそうです。一体年間で何名に送っているのでしょう?少し気になって調べてみたのですが、答えは見つからず、あるサイトには「数千枚のカード」としか書いてありませんでした。そこでAIにも聞いてみたのですが、やはり数千としか答えてくれませんでした。一方エリザベス女王は70年の在位中にバースデーカードだけで130万枚のカードを国民に送ったそうです。結婚記念日のカードは540万枚。その2つの数字を足して単純に70で割ると、1年間で平均して26,280枚のカードを送ったことになります。それなのになぜチャールズ国王は数千なのでしょう?AIが間違っている?

さて、話を元に戻します。このエリザベスさんはご両親の影響で、2歳から馬に乗っていたそうです。そして子供時代は数々の大会にも出場し、とても楽しんでいたとのこと。特にジャンプが好きで、ジャンプする先が見えなくてもジャンプしたと書いてありました。よほど馬を信頼しているか、かなりのお転婆?

残念なことに彼女が13歳の時に第二次世界大戦が始まり、乗馬は諦めなければなりませんでした。

そのあとは1970年代になって年齢は40代半ばになった頃に乗馬を再開。そして80年代にかけては再び大会に出るくらいのレベルだったそうです。

そのBBCの記事に理由は書いてありませんでしたが、その後はまたしばらく乗らなくなりました。

再び乗り始めたのは彼女が70歳になってから。その時は馬に乗る感覚を取り戻し、それがいかに大好きなことだったかも思い出し、生き返った感じだったそうです。そしてなんと80代になっても大会に出場していたとか。やはりジャンプが一番好きな種目だったようです。

100歳のお誕生日を迎えたのが去年の12月、100歳を迎えたのを潮時に馬には乗らない、という考えはまったくなかったようで、もう大会には出場しませんが、これからも週に2回は馬に乗ってコッツウォルズの村を散策するそうです。彼女曰く、徒歩での散歩はまったくもって退屈。ジョギングは無理。やっぱり馬が一番!

作成日:2025年2月15日

参考先記事URL:https://www.bbc.co.uk/news/articles/clyne18rgkgo

アイキャッチ画像:Photo by Richard Austin on Unsplash

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コメント
  • 1:名前:おねえちゃん : 2025/02/21(金)

    100歳になっても乗馬ができるなんてすごいね。体幹がしっかりしているんだね。
    エリザベス女王が書いたカードの数も凄いね。

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