自宅療養中のチャールズ国王とキャサリン妃

すでに日本でもニュースで報道されていますが、チャールズ国王は前立腺肥大のためロンドン市内のプライベートの病院で1月26日(金)に手術をし、29日(月)に退院されました。同じ日にキャサリン妃も同じ病院を退院されましたが、2週間の入院でした。

チャールズ国王が前立腺肥大ということは公表されました。これは、公表することによって多くの男性に病気について知って欲しい、そして検査をして欲しいという意図があったようです。50代以上の男性3人に1人に前立腺肥大になるそうですが、必ずしもすべて治療が必要になるわけではないとも書かれてありました。

一方キャサリン妃は腹部の手術ということで病名は公表されていません。

退院の時も、チャールズ国王は市民や報道陣の前にカミラ王妃と姿を現し、笑顔も見せながら車に乗り込みましたが、キャサリン妃は姿を見せませんでした。

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手術が無事に終わったお二人。国王はしばらくは自宅療養ですが、公務も行うし来客との面会も予定されているようです。ただ公の場に姿を見せるまでには1ヶ月はかかるので、2月末まではバッキンガムパレスでテレワーク?

ウィンザーのご自宅で療養中のキャサリン妃はもう少し長くかかるので、元気になったら少しは自宅で仕事をするけれど、面会は一切無し。公の場に戻るのはイースター明けの4月になるとのことでした。

そして、ウイリアム王子も今は公務をキャンセルして奥様の介護と3人の子供の面倒を見ているので、公の場にはしばらく顔を見せていません。

そんな中頑張って活躍しているのがカミラ王妃、チャールズ国王の妹のアン王女、そして国王の末の息子エドワード王子の奥さんのソフィー(エジンバラ公爵夫人)。この3人は王室のシニアメンバーとして式典に参加したり、レセプションを開催してお客様をおもてなししているそうです。

特にアン王女は一番の働き者と知られていて、1日に2〜3件もの公務をこなす日もあり、ロンドンからスコットランドのマレーに飛び、次にウエールズのカーディフ、そしてイングランド北部ノッティンガムでお仕事をこなした後にロンドンに戻ってきた日もあるとか。

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この「女性だけが王室の代表として公の場に登場する」のも2月7日までだそうで、しばらく公務をお休みしていたグロスター公(エリザベス女王様の従兄弟だそうです)が職務に戻り、同じく短い休暇を取っていたソフィーの夫のエドワード王子も8日から復帰されるようです。

なお、カミラ王妃と小姑のアン王女は仲が良いみたいで、戴冠式についてのドキュメンタリーの中でも「彼女は自分の役割を理解し(立場をわきまえているということ?)、王妃としての任務をうまくこなしている」と褒め称えていたそうです。

それでもチャールズ国王とキャサリン妃の長期不在は寂しいですね。春の訪れとともに元気になったお二人の姿が1日も早く見られますように。

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作成日:2月1日

参考先記事URL:https://www.telegraph.co.uk/royal-family/2024/01/30/royal-women-take-over-as-camilla-anne-and-sophie-step-up-wh/https://www.bbc.co.uk/news/uk-68161202https://www.bbc.co.uk/news/uk-england-somerset-68146721

アイキャッチ画像:Photo by Benjamin Elliott on Unsplash

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