ポットホールをよけ続ける毎日
春が来ると目立ち始めるのが道路に空いた穴。英語ではpothole(ポットホール)と呼ばれています。日本語ではカメ穴?すぐに修理をしてくれればいいのですが、人手不足なのか道路を閉鎖するのが難しいのか、道路の凸凹は増える一方。そこで運転する時は周囲に注意を払うことに加えて、路上にできたポットホールを見つけてよける、あるいは徐行しながら気をつけてその上を通る、という余分なことが増えます。
5月に入ってからもまだ至る所にポットホールがある自宅近辺。サリー州はポットホールの数が多い州の全国4位になっていました。報告のあったポットホールの数は43,191か所。ちなみに全国1位はダービシャーの90,596か所でした。
ポットホールができてから、それの修理をするまでの日数が一番長い地域はストーク オン トレントで平均して567日とか。ということはポットホールができた報告を受けても役所は1年半も放ったらかしにしているということになります。
そしてこの穴、よけようとしても道路が狭いので、なかなかよけられず、仕方なくスピードを落としてその上を通過することになるのですが、振動が響くのでできれば避けたいです。
コンピュータのゲームに地雷を踏まないで先に進むマインスイーパーというのがあるのですが「最近の道路はまるでマインスイーパーだよね」と家の者とも話しています。
東京ではあまり見かけないなと思って調べたところ、北海道などの北国ではよく見かけるそうです。そういえばイギリスと北海道は同じぐらいの緯度でした。
このポットホール、気づかずにスピードを出してしまうとひどい時はタイヤがパンクしたり部品が外れてしまうことがあります。
そこで私も注意して走行していたのですが、数週間前に車がパンクしてしまいました。多分新しくできたポットホールに気づかず、徐行せずに走ってしまったのが原因かもしれません。
被害にあった場合はポットホールの場所、証拠写真、(できれば)目撃者の証言、修理の見積もりなどを役所に提出すれば、修理代を払ってくれるそうです。ただ私の車は「ラン フラット タイヤ」といって、最初から何だか空気が抜けた感じの薄っぺらいタイヤで、メリットが「パンクしても近くの修理屋さんまで安全に運転して行けるのでその場でスペアタイヤに交換する手間も省け、スペアタイヤを収納するスペースも不要になる」ということなのですが、デメリットは「パンクをしても見ただけではわからない」ということです。
何だか運転していて不安定な感じがするなと思ったので、タイヤに石でも詰まってしまったのかと見てみても何も見つからず、修理屋さんの予約を取った後も、そのまま数日間走っていました。
修理屋さんに見てもらった結果、見事なパンク。修理には5万円もかかってしまいました。役所にクレームするにしても「時既に遅し」。多分あの時、と思っても、あの時がいつだったかも定かではありません。
いつもは気をつけてポットホールを避けて徐行運転していて、同乗した友達に「ポットホール過敏症だね」と言われたにも関わらず、そのすぐ後ぐらいにしっかり地雷を踏んでいたことになります。
工事で道路が閉鎖されるのも困りますが、この多発しているポットホール、1日も早く直して欲しいものです。
作成日:5月26日
参考記事URL:https://www.rac.co.uk/drive/advice/road-safety/report-a-pothole/
アイキャッチ画像:Photo by Marc-Olivier Jodoin on Unsplash
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