マスク社会の日本と非マスク社会のイギリス

今週は月曜日からジョンソン首相が「自分が作ったミニステリアル コード(会社の就業規則のようなもの)を破っていない」と主張して紙面を賑わせていましたし、女王様の即位70周年で盛り上がっていましたが、そんなイギリスを後にし、日本に一時帰国しました。

2年半ぶりの帰国で一番ギョッとしたのがやはりマスク着用率の高さ。空港内、モノレール、電車、どこでもマスクをしていない人はいませんでした。

そして実家に着いてから買い物に出かけたのですが、外を歩いている人は大人も子供もマスク。車を一人で運転している人もマスク着用…、なんで?

ママチャリの後ろに乗っている子供もマスクしていたのにはびっくり。でも日本に住んでいる人にとってはそれが当たり前なのでしょう。

翌日は「もしや?」と思って、近所の区立体育館に行ってみたところ、テニスの試合をしている人、レッスンを受けている人、全員マスク。ジムのランニング マシーンを利用している人もマスク。ジョギングしている人もマスク。一人だけマスクなしでジョギングしている人を見つけました。そしてもう一人マスクなしで散歩している人を見つけましたが、なんだか珍しいものを発見した感じでした。まさかと思ってスイミング プールにも行ってみましたが、指導員の方はマスクをしていませんでした。ちなみにプールの中は塩素系の消毒剤が入っているので1番安全と以前聞いたことがあります。

一方、マスクをしていない人が圧倒的に多いイギリス。1週間ほど前に久しぶりにロンドンに行ったのですが、ウォータールーまでの電車では私以外に一人だけマスクをしている女性を見つけました。そして夕方のラッシュ時の地下鉄、やはり一人だけ。そして車内では人々が大声で話していました。感染者はかなり減ったもののまだまだ多いはずなのに、さすがウイズ コロナ宣言をした国だけあって、まるで過去の話に。

また日本に戻りますが、6月10日からは試験的に外国人観光客を受け入れるようになったとのこと。最初は少人数の団体旅行のみでしかもエスコート付きだそうですが、その後は数を増やしていくようです。でも日本を訪問する外国人はまずこのマスク着用率の高さ、そして一人乗りの車でも、広い公園を散歩していても、小さな子供もマスクをしている光景を見て、首をかしげる人が増えそうです。

小さな子供たちは、人生の半分がマスク生活?

女性に限って言えば、近所の方が「鼻が低くても、歯並びが悪くてもマスクをすれば美人顔に見えるから、マスク社会を気に入っている女性もいる」と話してくれました。そしてその話を知り合いにしたところ、「鼻が高くて、美人な人は半分損してる?」と。

マスク生活3年目の日本。これからの暑い季節に向けて「着けた瞬間ひんやりするマスク」、「立体型」、「小顔効果」 、「おしゃれマスク」 「メイク映え」など新商品もいろいろあるようです。

作成日:6月4日

アイキャッチ画像:Photo by Bára Buri on Unsplash

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