今晩イギリスはガイフォークス ナイト
今日の11月5日、アメリカでは大統領選挙の日で世界中で報道されています。
もちろんイギリスでもほとんどの新聞やオンラインニュースは大統領選挙の事ばかり。でも今日11月5日はガイフォークス ナイトです。今年は火曜日(平日)のため、すでに各地で先週末に焚き火と花火大会が開催されていました。私達も一昨年と同じ場所に行って来ました。
ガイフォークスナイトに関しては2年前にもブログに書きましたので、詳しくはこちらで(ガイ フォークス ナイト)。
やはり間近で見る焚き火は炎が怖かったです。花火は怖さを感じることはなく、お腹に響く大音響と共に楽しみました。ただこの焚き火のヤグラは通年よりも小さめでした。その理由は最初大きいのを事前に組み立てたのにアナグマ一家がその下に巣作りをしていたことが当日わかり、彼らを火炙りにするわけにはいかないので、急遽別な場所に作り直したそうです。ただ時間が足りなくて少し小さめになったとか。なんだか微笑ましいニュースでした。
そして今朝は大統領選挙の報道が多過ぎて隅っこの方に隠れていたガイフォークスの記事を見つけました。
イングランドの南海岸近くにあるLewesという街では毎年数千人が集まる大規模なイベントが行われていました。そこではやはり松明を持った大勢の人が行列し、焚き火に投げ入れる藁人形も荷車に乗せられて行列をしますが、なんとその巨大サイズの藁人形の中には、このイベントの由来となったガイフォークスも登場しますが、政治家もいました。テレサ メイ元首相の写真も2枚見つけました。
こちらがガイフォークスの藁人形
そしてこちらがテレサ メイ元首相(2018年)
同じ年にボリス ジョンソン首相がなんとテレサ メイ元首相の生首を持っていました。
2017年にはアメリカのトランプと北朝鮮のキム ジョンウンも。
Embed from Getty Imagescharset=’utf-8′ async>
こんなことをして、ご本人たちに訴えられないのかしら、と不安になってしまいました。その藁人形は焚き火と一緒に燃やされてしまうのです。
このLewesのイベントがなぜ有名なのかというと、国会議事堂を爆破しようとしたガイフォークスよりも半世紀前にメアリー1世女王によって17名の殉教者が火炙りの処刑に遭ったのもこの街だったとか。彼らの追悼も同時に行われていました。
ところでこの藁人形、今年は誰になるのかはイベントが行われる今晩まで内緒(トップシークレット)だそうです。
作成日:2024年11月5日
参考先記事URL:https://www.bbc.co.uk/news/articles/c8ek66d5n3ko
アイキャッチ画像:Photo by Nobuko
コメント新規追加