がんの治療を始めたチャールズ国王と公務を再開したウィリアム王子

日本でも大きなニュースになったチャールズ国王のがん。1月に行われた前立腺肥大の手術の時にたまたま見つかりました。がんの詳細は公表されていませんが治療は月曜日から開始したそうです。

どのような治療かももちろん公表されていませんが、大抵の場合治療に伴い免疫力が落ちるので、多くの人が集まり握手を交わすような場所に姿を見せるのは当分先になるとの記事がありました。

そして今朝のニュースでは1月17日のキャサリン妃の手術から看病と子供達の面倒を見るために3週間公の場に現れなかったウィリアム王子が今日から公務(英語ではroyal duty)を再開するとの記事が載っていました。

最初のお仕事は今日ウインザー城で行われる叙勲式。ちょうどブログを書いている今、行われています。去年はロックバンド クィーンのギター奏者、ブライアン メイもメダルを受け取っていました。そして今日授与される中には女子サッカー選手でで2022年の欧州大会で優勝に貢献したエレン ホワイトの名前もありました。

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話は逸れましたが、公務を再開したウィリアム王子は通常の公務に加えて、チャールズ国王が行う予定だったお仕事も兼任、キャサリン妃の分も。そしてチャールズ国王とカミラ王妃のように、ウィリアム王子のそばにはキャサリン妃がいましたが、当分はお一人。

でも1人だけで頑張るのではなく、前回のブログにも書きましたが、他のロイヤルファミリーもご自分の公務の他に国王の仕事もされていて、アン王女(プリンセス ロイヤル)は今日も4件の予定が入っているそうです。やはり彼女が一番多忙?

そんな中、国王のお見舞いにアメリカからハリー王子が飛んできました。11時間のフライトの後国王に面会。でも会っていた時間は45分だったそうです。その後どこに滞在して何をしているのかは報道されていませんが、昨夜はロンドンのホテルに滞在したとの噂。里帰りしても実家に泊まれないのか、と思ってしまいました。

そして残念ながら兄弟仲は相変わらず悪いまま。義理のお姉さんであるキャサリン妃のお見舞いに行く予定もお兄さんのウィリアム王子に会う予定も一切ないそうです。

チャールズ国王は治療を受けるかたわら、「テレワーク」は続けるそうで、週に一回の首相との面談も引き続き行われるし、毎朝届くロイヤル レッド ボックスに目を通し、必要な書類にサインをしたり、皇室としての意見を提供したりするようです。

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家族ががんになったことを受け入れるのは簡単なことではありませんが、最先端医療の整った今、国王ご本人も治療に対してとても前向きで、がんを克服してなるべく早く公務に戻ることを楽しみにしていると記事の最後に書いてありました。

月曜日の公表前日の日曜日は教会に行かれた元気そうな姿も。

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追伸:先ほどのニュース速報で、本日のチャールズ国王とスナック首相の面談は当初予定されていた対面式ではなく、電話で行うことになったと報じられました。

作成日:2月7日

参考先記事URL:https://www.bbc.co.uk/news/live/uk-68219222

アイキャッチ画像:Photo by Peter Albanese on Unsplash

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