証明書がないと働きに行けないイタリア

イタリアもCovid-19で多くの犠牲者を出していますが、感染者が減らないため政府が大きな対策を打ち出しました。グリーンパスと言う証明書の一種を携帯していないと仕事場に行ってはいけないと言うものです。

グリーンパスはワクチン接種終了、ウイルス検査陰性、ウイルスにかかったけれど既に快復していること、のいずれかを証明するもので、10月15日からそのパスを携帯せずに出勤した場合、約20万円の罰金を課せられるそうです。電子、紙の2種類があり、掲載されていたBBCではスマホを提示・スキャンしている写真が掲載されていました。

このグリーンパスはすでに電車の駅、映画館、レストラン、ジム、プールでは義務付けられていましたが、今回は職種を問わず、例え自営業であっても仕事場に行く場合は携帯が義務付けられることになりました。

学校で働く職員も既に携帯を義務付けられていて、携帯していなかったため仕事場である学校から帰された教師もいたそうです。

職場で毎回チェックがあるわけではなく、抜き打ち検査のようなものが行われるようです。

イタリアでは約65%の成人がワクチンを2回接種済みですが、それでもデルタ変異株の影響で感染者数は残念ながら増加中。この対応策により、ワクチン接種がより進むことが期待されています。

このグリーンパスはもともとEU内を旅行する時に利用されていたそうですが、徐々に利用範囲が広がっています。

お隣のフランスでも飲食店、飛行機、電車に乗るときは「ヘルスパス」と言われる証明書の携帯が義務付けられていて、オーストリアやサイプロスでも似たような策が取られているそうです。

尚このグリーンパスの職場での携帯義務はヨーロッパではイタリアが最初であり、世界でも最も厳しい対応策の一つだそうです。

イギリスは?少なくともレストラン、電車の駅、ジム、プールではなんの証明も要求されません。

尚、最新情報によるとイギリスでは16歳以上の89.3%が2回目を接種済み。感染者は9月18日の時点で約3万人、新たな入院者は932名、亡くなった方は164名となっていました。

感染者数だけ見ると日本の3,395名(9月19日)に比べると約11倍ですが、テストを受けた人の数はイギリスでは1,000人あたり14.85名、日本は0.81名でした。

作成日:9月19日

参考記事:https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-58590187

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