イギリス、総選挙は7月4日に決定

スナック首相は昨日雨の中首相官邸前で「7月4日に総選挙を行う」と発表しました。昨日のロンドンはかなりの雨、それなのに傘もささずにスピーチをしたので、お高いスーツが次第に雨水で濡れて光っているのが動画でもはっきり見えました。最後はずぶ濡れ。なぜ傘をささなかったのでしょう。

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そして一夜明けた今日、スナック首相とライバルである労働党のスターマー党首の（相手への）非難合戦が始まったのでした。スターマー氏は「現在イギリスはカオス状態にある。これは14年間保守党が政権を握っていた結果であって、もうみんなはこれ以上我慢することはないよ、今がチャンスだ、労働党に任せて一緒に世の中を変えていこう！」と演説していました。そして労働党のスローガンも「Change」に決定。早速イギリスの国旗半分と大きくCHANGEと書かれたプラカードを掲げるサポーターがたくさん集まりました。このプラカード、この日のためにずっと前に作っていたのかな。

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そしてスナック首相は「スターマー氏は世の中を変えていこうと言ってるけれど、何も具体的な計画などないじゃないか。僕以外にも大勢の人が一体労働党は何をどうやって変えるつもりなのかと疑問に思っているに違いない」と。あれ？でもスターマー氏は演説で「小中学校の教師を6,500人雇って子供達全員に行き届いた教育を施します」って具体的な数字も出して約束していましたよ、と教えてあげたくなりました。

今後も本当に実現してくれるのか疑わしいたくさんの公約を聞かされて、お互いの批判も同じくらいたくさん聞かされるのでしょうか。

それにしてもスナック首相の話を聞くと、「あーやっぱり保守党に任せておいた方が安心だわ」と思い、スターマー氏の話を聞くと、このままじゃ悪い方向に進むばかり、ここでやっぱり新しい風を入れないと、労働党にバトンタッチの番ね」と思ってしまうのでした。