エーゲ海の楽園でホリデーを楽しむはずが…。

イギリスは6月に熱波が来ましたが、最近は20℃前後で雨も多い日が続いています。先週の土曜日はせっかくの週末なのに最高気温も18℃で一日中冷たい雨が降っていました。傘を差しながらBBQをした家庭もあったのでは？

ところがヨーロッパでは地中海を中心に熱波に襲われ、その影響で山火事も起きています。今朝のニュースでもギリシャのロードス島の記事がトップ記事でした。イギリスの公立学校も長い夏休みに入り、イギリスからもたくさんの旅行者がロードス島を訪れています。ところが山火事の被害に遭い、滞在先のホテルから避難し、体育館などの仮設宿泊施設で寝泊まりしているようです。中には道端や海岸で寝泊まりしている人も。

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ホテルに延焼の危険があるため追い出されて学校で2泊目を迎える女性は「旅行会社のスタッフが学校に来てくれたけれど、何もまだ情報が入ってこないとしか言われなかった。新たに別なホテルを追い出されてきた人たちも増え始め、たくさんの幼い子供や乳児もいて、スーツケースも持たずに逃げてきた人もいて、本当に酷いことになっている」とインタビューに答えていました。

ある新婚旅行のカップルは出発前に旅行会社のTuiに問い合わせたところ、何も問題ないから心配しないで旅行するように言われたそうです。ところが空港に着いた途端にホテルではなく避難センターに連れて行かれたとか。

推定では最大10,000人の英国人が現在ロードス島にいると言われていますが航空会社の対応はまちまちで、日にちの変更ができずに空港で寝泊まりしている人も出てきています。救援機を飛ばし始めた航空会社や旅行会社もあるようですが、未対応のところも。

また今のところ負傷者は出ていないと報じられていましたが、足止め状態の旅行者の方が全員無事に帰国できることを願っています。

なお地元の人たちが困っている旅行者を受け入れているという明るいニュースもありました。