キャサリン妃、自らがんを公表
昨日の夕方キャサリン妃ご本人のビデオメッセージが公開され、そこで1月に腹部の手術を受けたが、実はがんだったことを公表しました。夕方から夜にかけてはどの紙面もトップ記事で国中がショックを受けた状態でしたが、とてもポジティブな内容で、全快を約束してくれるメッセージでした。
こちらからご覧いただけます。→ https://www.bbc.co.uk/news/av/uk-68641335
腹部の手術を受けたのが1月17日、2週間入院し、その後は自宅療養が続いていました。その間、いくつかのデマニュースが流れたり、ウィリアム王子が2月27日に「式典でスピーチを読む」という大事な任務をドタキャンした時は重病説が流れたり、実の叔父さんがテレビ番組に出演して世間を騒がせたり、せっかく家族写真を公表したのに加工していたから本当はもっと悪い病気ではないかと噂が流れたり、最近ではキャサリン妃とウィリアム王子のプロのそっくりさん達が買い物をしている写真がタブロイド紙に載ったり、とキャサリン妃は心休まる日がなかったのではないかと思います。
これら諸々のことは以下のブログにも書きました。
- 2月1日:自宅療養中のチャールズ国王とキャサリン妃
- 2月7日:がんの治療を始めたチャールズ国王と公務を再開したウィリアム王子
- 3月4日:数々の問題を抱えているイギリス王室
- 3月10日:キャサリン妃の叔父さんが娯楽番組に出演⁉︎
- 3月11日:人々を安心させるはずだったキャサリン妃の写真が大問題に発展
今回のビデオメッセージではこの2か月間はいろいろなことが起こって辛かったこと、王子がすぐそばにいてくれてどんなに助かったか、家族や医療チームがどれだけサポートしてくれたかも話していました。また2月27日に大事なスピーチをキャンセルしてしまった理由も、その日に術後の組織検査の結果、がんだとわかったからだというのもわかりました。そして「今は治療に専念したいし、自分の子供達を守りたい、そのためにはそっとして欲しい」と何度か話していました。これだけ勇気を持って伝えたので、もうデマニュースや偽の写真などは今後無くなるはず?また「どんな形であれ、この病気に直面している皆さん、どうか(治ることを)信じて希望を失わないでください。あなたはひとりぼっちではないのですから。」という最後のメッセージが心に残りました。
この勇気ある行動には同じくがんの治療を受けているチャールズ国王も絶賛したそうです。
お二人とも1日も早く全快しますように。
作成日:3月23日
参考先記事URL:https://www.bbc.co.uk/news/uk-68643137、https://www.bbc.co.uk/news/av/uk-68641335、https://www.bbc.co.uk/news/uk-68643638、https://www.bbc.co.uk/news/uk-68609361、https://www.bbc.co.uk/news/uk-68641441
アイキャッチ画像:Photo by National Cancer Institute on Unsplash
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